日本のサービス産業に、サービスの原点”ホスピタリティ”は存在するのか。
私たちはこの疑問からスタートしました。
ホスピタリティとは、思いやりや心遣い、物事を心、気持ちから行動に移すことです。
お客様をはじめ、働く仲間、お取引先や地域の人々との、豊かさ、優しさ、楽しさ、感動など、心の共有ができた時に、サービス産業を超えた、ホスピタリティ産業という、新たな領域が生まれると確信しております。
日本のサービス産業に、サービスの原点”ホスピタリティ”は存在するのか。
私たちはこの疑問からスタートしました。
ホスピタリティとは、思いやりや心遣い、物事を心、気持ちから行動に移すことです。
お客様をはじめ、働く仲間、お取引先や地域の人々との、豊かさ、優しさ、楽しさ、感動など、心の共有ができた時に、サービス産業を超えた、ホスピタリティ産業という、新たな領域が生まれると確信しております。
本物のサービスを身につけたい、サービス業を学問として勉強したい、という夢と志を持って、1966年にアメリカへ留学しました。私のサービスに於ける原点は、ニューヨーク州の山奥にあるポールスミス大学と言う、このホテル・スクールにあったと思います。
この大学では、気持ちの良い挨拶、約束した時間は必ず守る、人に不快感を与えない清潔な身だしなみ等、当り前の事を当り前にする、物事の本質、原点を徹底的に叩き込まれました。その中でも、特に物事を心、気持ちで受けとめ、それを心、気持ちから行動に移していく、ホスピタリティの大切さを理解できたことが、自分の人生に於いて大きな収穫となりました。
この大学を卒業した後、当時アメリカ西海岸のホテル・レストラン王と呼ばれる、マーク・トーマス氏に出会い、大学で学んだ知識を体験から裏付けようと、3年間に渡って教えを乞い日本へ帰国しました。帰国してすぐに、尊敬するトーマス氏と自分の名前を取って、1972年にトーマス アンド チカライシ株式会社を設立いたしました。
45年前の当時は"客商売"や"水商売"と言われた我々の仕事は、サービス産業として大きく成長し、今は"ホスピタリティ産業" それは働く人達と利用されるお客様との心の共有業へと進化して参りました。思いやり、心遣い、親切心など、おもてなしの心を持って人に接することが出来るなら、自分もお客様も、そして私たちの社会までも、温かくなるでしょう。
トーマス アンド チカライシ(株) 代表取締役
早稲田大学卒業後、米国ポールスミス大学ホテル・レストラン経営学部へ留学。同大卒業後、米国カリフォルニア州のマーク・トーマス・エンタプライズ社にて、マネジメント・トレーニングを受ける。帰国後の1972年トーマス アンド チカライシ(株)を設立し、ホテル・外食・レジャー企業に対するコンサルティング活動をスタート。現在はコンサルタント業・プランニング業(企画開発)と共に、ホスピタリティ業界に向けたセミナーの開催や、企業研修の事業を通じて人材育成に力を注いでいる。
また、近年は経済産業省、地方自治体、金融業界、保険会社、自動車業界、流通業界、医療業界など幅広い業界から「ホスピタリティ」についての講演依頼を受けており、全国各地で数多くの講演を行っている。
「料理人のための1分間マネジメント」
「ホスピタリティ~サービスの原点~」
「続ホスピタリティ~心、気持ちを伝える
コミュニケーション~」